ビデオカメラの電源を入れても、液晶画面が真っ暗になり操作出来なくなる事があります。ほとんどの場合は液晶画面とビデオカメラを接続するケーブルの断線が原因で、記録されているデータに影響はありません。しかし、画面操作が出来ないとビデオカメラ本体に記録されているデータを取り出せず、保存されているデータを取り出して欲しいと相談を受ける事があります。
今回は、画面が真っ暗になり操作出来なくなったJVCビデオカメラからのデータ復旧事例をご紹介させて頂きます。
ご依頼内容:
ビデオカメラに記録してある映像を確認しようとした所、液晶画面が真っ暗で、何も操作出来なくなっていた。電源は入り起動音も鳴りますが、画面操作が出来ません。
また、ボタンに触れてないのに、時々「ピロン、ポロロン」と操作音が鳴ります。
データが消えると困るので、現在は電源は入れずにそのまま保管してます。内蔵メモリー記録されているデータを、取り出してもらえますか。
作業結果
お預かりしたビデオカメラを調査した所、基板の接続部付近のケーブルに異常が確認出来ました。こちらの機種は、故障すると液晶画面が真っ白になったり、画面が全く映らなく事があります。
メモリ基板を解析した結果、記録されている全てのデータを復旧する事が出来ました。
ビデオカメラを長年使用していると、パーツの経年劣化などにより液晶画面にトラブルが発生する事があります。しかし、本体に記録されているデータは無事です。データ復旧の難易度は低く、ビデオカメラのデータ復旧を専門的に行っている業者であれば、確実にデータを取り出す事が出来ます。
ビデオカメラの画面が映らなくなりお困りの場合は、お気軽にご相談下さい。