ビデオカメラの電源が入らない(Panasonic HC-W585M)

2024年11月8日

電源の入らなくなったビデオカメラから内蔵メモリーのデータを復旧出来ないか？とご相談を頂きました。
今回は、内蔵メモリーに記録されている全てのデータを復旧した事例についてご紹介させて頂きます。

ご依頼内容

ビデオカメラで撮影中に、突然電源が落ちてしまいました。自宅に帰りACアダプターと接続しても電源は入りませんでした。思い当たる事としては、社外品のバッテリーを購入して使ってましたが、それが良くなかったのかもしれません。社外品のバッテリーを使うことでビデオカメラが壊れたという症例はありますか？
このような状況からでも、ビデオカメラの内蔵メモリーに記録されている映像を復旧出来ますか？

作業結果

ビデオカメラを確認した所、基板故障が確認出来ました。内蔵メモリーを解析した結果、記録されている全ての映像を復旧する事が出来ました。復旧した映像データにつきましては、ご家庭のテレビで再生可能なブルーレイに記録させて頂きました。

お客様から社外品バッテリーを使用していた事がビデオカメラの故障につながったのではないか。とご質問を頂きましたが、今回の故障は社外品バッテリーを使った事と関係は無さそうです。
ただ、社外品バッテリーは純正品と比べて撮影可能時間が短かったり、電池寿命が短かったり、純正品と比較して電圧が安定しなかったりと、純正品と比べると性能が劣る傾向にあります。
お値段は高いくてもビデオカメラを長く使うために、純正バッテリーを使った方が安心です。