海で落としてしまい電源が入らなくなったビデオカメラからデータの取り出しが出来ないか?とご相談がありました。今回は、水没してから時間が経っているビデオカメラからのデータ復旧の事例をご紹介いたします。
3年前にビデオカメラを海に落としてしまい、直ぐに拾い上げましたが電源が入らなくなりました。
復旧業者を探しましたが、どこも金額が曖昧で値段の幅が大きく、調査に出すまでいくらかかるのか分からなかった為、不信感が募りずっと保管していました。
最近になり、たまたまディスクセーフさんのユーチューブを見つけて、ここなら大丈夫そうと思えたので問い合わせました。
ビデオカメラに記録されている全ての映像を取り出して、デッキで再生が出来るディスクにして欲しいです。
バッテリー装着部
不純物がたくさん付着しています。
この状態で通電するとショートする可能性があり危険です。
カメラ内部
全体的に不純物が付着して、塩分がこびりついて腐食も確認出来ます。
水没から時間が経っている為、基板やネジに錆が見られます。
内蔵メモリ基板
メモリチップの回りやフレキ接続部に不純物が付着しています。
通電時にショートしたと思われる痕跡も見受けられます。
ビデオカメラを分解して内部の状態を確認したところ、全体にわたって不純物がこびりついており、一部に錆や腐食も見受けられる状態でした。
内蔵メモリを取り出してデータをの解析を行った結果、内蔵メモリに記録されている全ての映像を100%完全な状態で復旧する事が出来ました。
復旧した映像につきましては、デッキで再生が出来るDVDビデオディスクとして無料でお作りさせて頂きました。
復旧料金につきまして、弊社では復旧するビデオカメラの状態やデータ量によらず一律料金での対応となります。
ビデオカメラ本体が重度故障している場合でも、追加費用は無いのでご安心ください。