電源が入らないハンディカムからデータ取り出し(Sony Handycam HDR-PJ760V)

海水の飛沫がかかり、電源が入らなくなった。今回は電源が入らなくなったハンディカムのデータを取り出した事例をご紹介させて頂きます。

ご依頼内容

2017年にシャチショーの撮影中に海水の飛沫がカメラにかかりました。その後カメラからはバリバリと音が鳴っていましたが、撮影は出来ていたため撮影を続けました。
シャチショーの撮影が終わり場所を変えて撮影中に、突然ハンディカムの電源がプツンッと落ちてしまい、そこから何をしても電源が入らなくなりました。
一度ソニーの修理センターに出しましたが、修理には基板交換が必要となりデータは全て消えると言われたため、修理は行わずに返却してもらいました。
このような状況ですが、ビデオカメラの中に記録されている映像データを取り出す事は出来ますか?

電源ボタンを押しても電源が入らない
ランプも全く点かない
作業結果

ハンディカムとアダプターを接続して画面を開いても、電源ボタンを押しても、電源は全く入らない状態でした。原因は、ハンデカムの水濡れ後に電源を投入した事により、基板がショートによって焼けたためです。
ビデオカメラを解体して内蔵メモリーを解析した結果、本体に記録されている全ての映像データを取り出す事が出来ました。
復旧した映像につきましては、ご家庭のテレビで再生が出来るブルーレイとして無料でお作りさせて頂きました。

ハンディカム本体の中に大切な映像を残したまま、電源が入らなくなってしまった場合でも、ディスクセーフでは中に記録されている映像データを復旧する事が出来ます。
万一、ハンディカムの電源が入らなくなってしまいお困りの場合は、お気軽にディスクセーフまでご相談ください。

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