実家に子どもを預ける時に、孫の映像が観たいと親に言われ、ビデオカメラも一緒に預けました。 しかし、ビデオカメラが手元に戻ってきた時、内蔵メモリーのデータが全て消えていました。
話によると、孫たちをビデオ撮影しようと思ったが、空きが無かったのでSDカードを購入したようです。 そして、SDカードの初期化を行い息子の映像を撮影したとの事でした。
SDカードに切り替えても何も映像は表示されず、内蔵メモリーに切り替えると実家で撮影した映像が表示されます。 これは、やはり内蔵メモリーが初期化されているのですよね。内蔵メモリーから消えてしまった動画は、復元出来ますでしょうか。
お預かりしたビデオカメラを調査した所、内蔵メモリーが初期化され、記録されていた全ての映像が消えていました。 その後、内蔵メモリーに対して約20分の上書き撮影が行われている状態でした。
内蔵メモリーを解析した所、購入直後に撮影された20分の動画を除く、動画と写真が復元可能と判明致しました。 ビデオカメラ購入直後に一番大切な映像が入っていたとの事でしたが、それ以降の動画も大切との事で復元のご依頼となりました。
ビデオカメラを知人や親族に貸した時に、記録されている映像が消されてしまうトラブルは案外多くあります。 大切なデータは必ずバックアップを取ってから、貸し出すようにしましょう。