テレビに接続後C:13:01が点滅するSONY HandyCam HDR-CX680からデータ復元

C1301が点滅するハンディカムから映像の取り出しが出来ないか?とご相談を頂きました。
今回はテレビに接続後にエラーメッセージが表示され、記録されている映像が再生出来なくなってしまったビデオカメラからの復旧事例をご紹介させて頂きます。

ご依頼内容

ハンディカムの映像をテレビの大画面で見ようと思い、USBで接続しましたが再生が出来ませんでした。
USBを取り外してカメラを確認したところ、カメラの液晶画面に『C:13:01』が表示されるようになり、記録されているはずの映像の再生が出来なくなっていました。
カメラが故障したかと思いましたが、直前まで使用出来ていたのに何が起きたか分からず困っています。
可能なのであれば、見れなくなってしまった映像を再び再生出来る様に復元してほしいです。

電源を入れるとこんなメッセージが
液晶の右上にC:13:01が点滅する
作業結果

ビデオカメラ本体とACアダプターを接続して液晶画面を開いたところ、『内蔵メモリーが認識できません。フォーマットしてからお使いください』とエラーメッセージが出て、液晶の右上でエラーコードC:13:01が点滅する状況でした。また、再生モードに切り替えると撮影した動画のサムネイルは表示されず、代わりに『実行できないメディアです。』と表示される状況でした。
テレビの外付けHDD接続ポートとハンディカムを接続した際に、テレビによってハンディカムの内蔵メモリーが初期化された事が原因です。
内蔵メモリを解析してデータの再構築を行った結果、ビデオカメラ本体に記録されていた全ての動画を完全な状態で復元する事が出来ました。
復元した動画につきましては、ご家庭のデッキでそのまま再生が出来るBDビデオとして無料でお作りさせて頂きました。

カメラが突然エラーになり記録されている動画が再生出来なくなってしまった場合でも、ディスクセーフでは映像データを復元可能です。
C1301エラーはハンディカムのメニュー画面から内蔵メモリーのフォーマットを行うことで解除されますが、HDR-CX680はハンディカムのメニュー画面からフォーマットを行うと、内蔵メモリの情報が完全に抹消されるため、映像は二度と復元出来なくなります。
C1301エラーが表示され記録されている映像が再生が出来なくなった場合は、そのままの状態でディスクセーフまでお気軽にご相談ください。

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