ハンディカムとPCを接続して、誤ってハンディカムの内蔵メモリーをフォーマットした。今回はエラー表示されるハンディカムから、映像データを救出した事例をご紹介させて頂きます。
ハンディカムの空き容量が無くなったため、使っていない外付けHDDとハンディカムをパソコンに接続して、外付けHDDのフォーマットを実行しました。
しかし、フォーマットしたのは外付けHDDではなくハンディカムの内蔵メモリーだったようで、ハンディカムの中に記録されている映像が無くなりました。現在は電源を入れると、「内蔵メモリーが認識できません」「フォーマットしてからお使いください」と表示され、画面の右上にC:13:01が点滅します。
ハンディカムの中から消えてしまった映像を復元する事は出来ますか?
ハンディカムの液晶画面を開くとすぐに、内蔵メモリーが認識できません。フォーマットしてからお使いくださいと表示され、画面の右上にエラーコード「C:13:01」が点滅する状況でした。
原因は、ハンディカムの内蔵メモリーがPCによりフォーマットされたためです。
ハンディカムの内蔵メモリーを解析してデータの再構築を行った結果、消えてしまった全ての映像を復元する事が出来ました。復元した映像につきましては、SDカードに記録させて頂きました。
ハンディカムの内蔵メモリーをPCからフォーマットした場合でも、消えてしまった映像は復元出来ます。
ただし、HDR-CX470はハンディカムのメニュー画面から内蔵メモリーをフォーマットすると、エラー表示は解除され再び撮影可能になりますが、内蔵メモリーのデータが完全に抹消され、二度と復元出来なくなります。
ハンディカム画面にエラーが表示され映像データが再生出来なくなった場合、ハンディカムでのフォーマットは絶対に行わずに、エラー表示のままディスクセーフまでご相談ください。